小学生が減っている?

2004年の9月から上石神井児童館に行くようになり、今年度は毎週木曜日に行っていたわけだが、どうにも小学生の数が減っていっているように感じる。児童館のイベントや学校行事など日による差というのは当然ある。それにしても二年前とではかなり違いがあるように思う。子ども放課後プランの影響も考えられるし、不定期で土曜をベースとした来館から、毎週木曜の来館になったこともあるが、毎週木曜以外にも毎週ではないが土曜日や、大きなイベントの際には以前と同様に手伝いに行っている。
石神井児童館では、子ども放課後プランの開始による状況の変化や、児童館の今後、また地域へどう関わりもっていくことが重要かなどを考え、最近までほとんどといっていいほど乳幼児とその保護者に対するところに重点的に進めている。
一般のひとからすると児童館は小学生の場所だというイメージがあるのではないだろうか。私は最近になってまれに平日の午前中から児童館にいることがあるのだが、実は午前中から小学生が来館し始める前くらいまでは乳幼児でいっぱいだ。
来館後はいつも荷物を置いたらすぐに、館内全体を見て回るのだが、平日の小学生がとにかく少ない。以前は本を読んでいる子、図工室で遊んでいる子、室内野球をしている子たち、邪魔にならない場所でDSをしている子など、人数もそれなりにいたのだが、だいぶ以前と比べると減った感じ。三割〜四割減といった感じかな。職員もボランティアも子どもに呼ばれてひっぱりだこみたいなことを目にすることが少なくなった。とはいえ常時ひっぱりだこになる人もいるし、私もそのような機会がないというわけではないけども。
ちょっと前までは顔をあわせる機会の多かった子で、最近来なくなったなあと思う子が結構いるように感じる。季節による変化も意外とある施設だと思うので、寒いからなのか?学区範囲や児童館の分布状況による地域の範囲もあり、固定層にはそれほど変化はないことから、小学生にとっての児童館の魅力が減ってきているのではないだろうか。逆に乳幼児とその保護者さんたちにとって上石神井児童館は魅力的な空間になりつつあるようだが。
職員やボランティア、またはイベントなどの変化によって大きく変わるところがあり、また来館する人たちの状況にあわせていくなかで、今、以前のとおりの運営ではなかなか上手くいかないところも出てきており、一旦の変化期に来ているように感じる。わずかな変化であれば毎年起こることであるが、さまざまな要因が取り巻く中で、意図しないところで維持されてきたものがまとめて変わる時期なのかもしれない。