なおす

最近、パソコンが調子悪かったのだが、なにがよかったのか元に戻ったようです。現状は快適。
テレビのリモコンも調子が悪かったのを自分で分解して、接触不良(というよりは回路が切れていた)で動かないのだという原因を発見し、中学校技術の授業で学んだ半田ごてを使い自力で修理しました。
僕は電子機器などでも元に戻せる領域まで分解して、その時点で不具合の原因がわかればなるべく自分で修理するようにしています。高校生のころはプレステが電源コードの不良により電気が流れなくなっているという不具合に見舞われましたが、自分で原因を発見したので、電源コードを新調するのみで間に合いました。自分で原因を突き止め、回復するまで修理するのです。好奇心による分解欲のようなものもあり、修理できたときには達成感があります。
使い物にならない状態、かつ重要度の低いものならば、修復不能になることも覚悟で分解修理を行います。
分解、修理、組み立ての作業は、分解することによって「いつもはみえない」「みてはいけない」禁忌の状態にして、修理することでその禁忌の状態に触れ、組み立てることで「なにもなかった」「いつもの」「みせられる」状態にする、と考えると、すごく快楽的で卑猥でもあるのではないかと思うのです。