たばタイム

石神井児童館で毎週木曜日閉館前に10分間の時間をいただいて、たばタイムと名乗って企画のようなことを行っています。
たばタイムは わからない・つかれない・つづける・かえらせる・にんきをださない を目標に毎週異なったことをしています。あるときはみんなを集合させるだけで終わり、またある時は塗料の色を読み続けたり。そんなことをしています。毎週予定は未定なことを行っているので、直前にならないとその日に何をするか決められなかったりもしています。
何をするかはいつもハッキリしていないのですが、趣旨というか企画を動かすための思いはかたくあります。

石神井児童館では、子供達が(職員も)イベント疲れになっているようなところが見受けられ、また様々な地域のグループまたは学生ボランティアサークル等と関係を結びコラボレーションするためのイベントが多くなってしまったという状況にあります。
そのような現状についての話を聞き、そのようなイベントとは異なった他にない企画を考えてみたところ、継続性のあるもので子供に何かを要求するのではなくこちらの行うことを好きに受け取ってもらえるようなもので、かつ様々な地域のグループや学生ボランティアが行っていないようなことがしたいと思い、また、私自身が自由に(好き勝手に)考え動くことのできる時間と空間の場を頂きたいとお願いしたところ、賛同を得られたので2006年6月から行い始めました。閉館前の10分に行っているので方向としては子供の需要(のようなもの)に合わせた楽しいものではなく、よくわからない意味不明と罵声をあびせられるようなことをメインに(それはそれで楽しんでもらっていると思うので)こちらのやっていることをどうにでも受け止めてなにかしら反応があればいい(無視するということでも)と思っています。
やっつけで適当なことをしてしまう場合と、しっかり準備して行う場合とがありますが、どちらも様々な結果に終わります。ときにはさんざんな結果に終わります。


毎週継続しているために顔が知れるようになり、よくわからないながらも次第に期待されるようになってきたのが現状ですが、企画の方向性は変わらず、期待されたとしても期待を裏切るようなものをしていけたらと思い続けています。